日本の2大転換点

日本の歴史で大きな転換点は2つあると思います。

ひとつは鉄製品の普及

これは長きに渡って続いた縄文時代を終わらせる出来事で鉄製の農具により開墾できる場所が飛躍的に伸びて生産性が一気にあがり人口も爆発的に増えたのだろうと思われます。
この鉄製の農具が効果的だったのは関東以南の地域で東北や北海道では縄文時代が続いたと思われます。

縄文時代にも稲作を作っていたが開墾には限界があった。
決して東北や北海道が遅れた地域であったからではなく、
稲作には不向きな地域だったということ、
東北地方まで稲作をするようになったが気候の変動を受けやすいので、
悲惨な事が続いた、これを克服したのは戦後だったからどれだけ根深かったのかわかるというものだろう。

要するに鉄製の製品がどれだけ効果があるかなかったかということだけで、
基本的なほぼすべての日本の不幸の源泉がここにあると言って良いと考えられます。


もうひとつの転換点は幕末の黒船です。

これは化石燃料の絶対的なパワーの違いが江戸時代を終わらせる、
終わらなければならなかった理由です。

これは理由を説明しなくてもわかると思いますので省略します。