WBA世界スーパーフライ級王座決定戦 デンカオセーン・カオウィチットVS河野公平

強打のデンカオセーン・カオウィチットか努力の人の河野公平かという前評判だったのですが、結果は以外なものとなった感じでした。

まず驚いたのはデンカオセーンの余裕ですねWW
余裕も余裕の超余裕というかんじでプレッシャーをかけてました

河野の方はプレッシャーで押されながらカウンター狙いという感じでしたが、
プレッシャーが強すぎて前にいけない感じだったのですが、
実は作戦だったようですWW
そんな風には全然見えませんでしたが、
打ち合いが好きなのに打ち合いは明らかに避けてました。

ポイントはデンカオセーン有利なかんじで進んで行ったのですが、
4Rにコレ以上にないかんじのカウンターを河野が当てて、
ワンパンチでダウンを奪いました。
教科書にしたいような右カウンターでした。
デンカオセーンが相手を舐めて単調な攻撃を続けた結果だと私は思いましたが、
河野はこのカウンターを一生懸命に練習したそうです。
4R中に無理なラッシュをかけなかったのは自分は正解だと思いましたが、
もしかすると倒せたのかもしれません。

ダウンを取ってもペースはデンカオセーンのペースで進んでいたのですが、
2分を過ぎると手数が極端に少なくなりそれに対応しない河野にイライラを募らせていました。

7Rでイライラは頂点になりましたがニラメッコは続いていました。
どうやらこれもセコンドの指示だったようです。

8Rが始まると明らかに河野の動きが活発になり、
そのリズムのまま右ストレートが決まった瞬間に
デンカオセーンは倒れてしまいました
強烈なかんじもせず普通の右ストレートに見えたのですが、
そのままノックアウトになってしまいました。

え〜え〜え〜というかんじで頭のなかは鳴り響いていましたWW

結果的にですがデンカオセーンは打たれ弱くなっていたのかもしれません
足のバネが効かなくなりダメージをそのまま蓄積させるボクサー引退のサインみたいな症状(状態)です。
河野は前の試合でもワンパンチでダウンを取ってますから、
河野のキレかも知れませんが・・・

河野は前の試合も内容的には勝ってましたし、
今回も観てる方はイライラしましたが、
作戦通り勝てたのでなかなか見た目ではわからず、
長くチャンピオンを続けるのかもしれません。

試合自体はイライラしながらもドラマがあり面白かったです。